手塚治虫展に行ってきました。

Jun 15, 2009

行こう行こうとずっと思ってて、
やっと行けました。手塚治虫展。

手塚治虫は、こんな風に説明されています。(wikipediaより引用。)
“戦後日本において多数の漫画を発表し、漫画を「子供の読み物」から「日本を象徴する文化」にまで育て上げた人物であり、漫画の神様の異名を持つ。”

知る人ぞ知るすごい漫画家なのは周知の事実だと思いますが、
なにがすごいかって、時代。
戦後の日本の漫画家ってこと。

現在の大先生と呼べれるくらいの漫画家、
あだち充とか、井上雄彦とか、鳥山明とか、
高橋留美子とか、矢沢あいとか、浦沢直樹とか、
みんなすごいと思うけど、

やっぱり、手塚治虫をはじめとする巨匠、
(ちばてつやとか松本零士とか赤塚不二夫とか)
に影響受けてない漫画家って、いないと思う。

そういう前例が無い日本で、
ここまで世界に影響を与えるほどの作品を
たくさん作った手塚治虫は本当に、すごい。

ってことを、
手塚治虫展に行って改めて感じました。

true「おまけ」
この写真は手塚治虫展で購入した図録。
この中に宮崎駿のインタビューが収録されてて、
アニメーション制作に関しての非難が強烈だった。
アトムなんてボロクソいってる。

そういえば、鉄腕アトムは手塚治虫自身、
失敗作だ、と言ってるエピソードには驚かされた。
確かに、アトムは大衆向けの作品なんだろなぁ。
やっぱり手塚治虫の本質は、
新宝島とか、火の鳥なのかもしれない。

白坂翔
白坂翔

1984年生まれ。ボードゲームカフェJELLY JELLY CAFEオーナー、将棋カフェCOBINオーナー、マーダーミステリー専門店Rabbitholeプロデューサー、株式会社人狼の代表取締役。ポーカーとゴルフが好きです。MORE

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