CtoCのWebサービスは「嫌儲(けんもう)」を意識したらいいかも<前編>
「嫌儲(けんもう)」という言葉があります。
僕も1ヶ月くらいに初めて知った単語です。
きっかけは、ドワンゴの川上会長の講演のまとめ記事でした。
「嫌儲と情弱」“ネットに住む人達” ドワンゴ川上会長講演 〜 niconicoのポータル化事業とユーザーとの関係作り〜(6)|堂高|note
「冗談としてのビジネスモデルとは?」“ネットに住む人達” ドワンゴ川上会長講演 〜 niconicoのポータル化事業とユーザーとの関係作り〜(7)|堂高|note
この講演の内容がすごく面白くて、なるほどなあと思っていたのですが、今日たまたま見つけたTimeTicketというWebサービスが、まさに「嫌儲」問題を解決してそうなサービスなんです。
TimeTicket[タイムチケット]
はじめ見た時は、ココナラとかストリートアカデミーみたいなよくあるCtoCのスキル売買サービスかー二番煎じ感あるなーと思いました。まぁ実際似たようなサービスです。しかし、ちょっとちがいました。売り上げの一部を寄付するかどうかを選べるんです。これは面白い。
今までの、CtoCでなにかを売り買いするサービスって、「出品してみたいけど、お前のそれにそんな価値ねーよって思われたらどうしようって思っちゃう問題」があったと思うんです。無いですか? ありますよね。でも、「寄付する」意思表示があるおかげで、出品のハードルがずいぶん下がると思うんです。こういうのって、すごく上手だなぁと思います。
追記
<後編>の公開は未定です。