箇条書き映画批評「悪人」
前情報無しで観に行きました。
原作も読んでません。
いいね!
・主演の妻夫木くんと深津絵里の演技、どっちもイイ。
・脇役の樹木希林と柄本明の演技もかなりよかった。
・深津絵里ファンとしては濡れ場がいい
・深津絵里のすっぴん風メイクもグッとくる
・一番良かったシーンはバスの運ちゃんのセリフ
・殺人告白シーンの二人と、店のおばちゃんのテンションとの対比がイイ
・柄本明のセリフに映画のメッセージが込められていて安心した
・ラストのもやもや感は映画的、と言えば映画的
きょとん
・妻夫木くんがどうしてもカッコ良く見えてしまって、ダメ人間ぷりが全面に出せてなかった
・久石譲が音楽担当した割には、それほどでもなかった(これぞ久石譲!という感じではなかった)
・会ってすぐの二人が惹かれ合う、という点で感情移入が全然出来なかった
・というか殺人者に同情とか出来ない
・「誰が本当の悪人なのか?」という映画のキャッチコピーで、無駄に期待してしまった
・2時間20分は長い!1時間半でまとめられる内容
・最初の女3人組の九州弁に違和感
・妻夫木くんのことを「セックスだけはうまい」という説明があったけど、その割には…(略)
・イカの目ズームアップの意図が全く分からない。爆笑してしまった
・逃亡中の妻夫木くんに無精髭が生えない
・髪の毛黒く染めろよ!捕まっちゃうよ!
・夢で見た家の絵を描くカット割、シュールすぎて笑ってしまった
見どころ
バスの運ちゃんのセリフが見どころです。
★★★☆☆
悪人 http://www.akunin.jp/
監督:李相日
原作:吉田修一
脚本:吉田修一、李相日
撮影:笠松則道
美術:種田陽平
音楽:久石譲
製作国:2010年日本映画
上映時間:139分
映倫指定:PG12
配給: 東宝ストーリー
芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラーを妻夫木聡&深津絵里主演で映画化した人間ドラマ。長崎の外れの小さな漁村に住む祐一(妻夫木)は出会い系サイトを通じて佐賀在住の光代(深津)と出会う。逢瀬を重ねる2人だったが、祐一は世間を騒がせている福岡の女性殺人事件の犯人だった……。監督は「69」「フラガール」の李相日。共演に岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林。