箇条書き映画批評「冷たい熱帯魚」

Feb 28, 2011

重い映画という前情報だけで観にいったのですが、
本当に重い映画でした。重いというか濃い。濃くて、重い。
熱いエスプレッソをジョッキで飲まされたような映画でした。

いいね!

・キャスティングが完璧! 役者さんが漏れなく全員すばらしかった
・特に村田役のでんでん、リアリティがすごい。 すごい役者さんだ……
・オープニングのスーパーのシーンからもう園子温ワールドに入り込んでしまう
・神楽坂恵のおっぱいが素晴らしい
・ラストの、最後の最後のセリフは完全に予想外でした
・クラシックの使い方が「時計じかけのオレンジ」を彷彿とさせる
・エログロ盛りだくさんの上にコメディ要素まで含むという、これでもか! という超エンターテイメント作品

きょとん

・殺人鬼村田の背景があまり語られてなく、殺人の動機が少し弱い
・事実を元にしてるからか、日時がテロップ表示で出る箇所、変に意識しちゃうけど、実際あまり関係ない
・途中、時間がカウントダウンされるのだけど、あまり意味がないような気がします

見どころ

事実を元にしてる作品、ということを差し引いても、
全体的にかなりリアリティがあって、役者さんの演技のすごさと、
園子温監督の撮り方の上手さを思い知らされました。
スプラッタシーンは苦手なひとには苦手かもしれないですが、
日本映画史に残る問題作であることは間違いないと思います。
★★★★★

冷たい熱帯魚 http://www.coldfish.jp/index.html
監督 園子温
脚本 園子温
出演者 吹越満、でんでん、黒沢あすか、神楽坂恵

ストーリー
小さな熱帯魚屋を経営する社本は、スーパーで万引きして捕まった娘を、同業の巨大熱帯魚屋を営む村田に助けてもらう。気弱な社本は、恩人である村田の強引さに引っ張られ、彼が行う事業に手を貸すが、そこでは殺人が行われており、社本の理性は限界に……。

白坂翔
白坂翔

東京のWEB制作会社の代表をしています。デザイナー兼ディレクター。
JELLY JELLY CAFEというお店のオーナーでもあります。MORE

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