課長島耕作が社長になるまで見届けてしまった
May 13, 2009
うちの社長から借りた課長島耕作全巻がきっかけで、
ついつい、部長島耕作を全巻買ってしまった。
それを、読み終えたら、もう泥沼。
気づいたら、取締役、常務、専務、社長と、
全部買うしかなくなっていました。
誰もが認めるサラリーマンのバイブルとして有名ですが、
すごいなーって思ったのは、
2つありまして、
1つは作者と島耕作が同じ年、っていうこと、です。
課長から社長まで出世してく様を描きながら、
自分と島耕作を照らし合わせてたんだろうなぁ、と思うと、
なんかグッときます。
のび太なんて、何十年も小学5年生だもんな。
ワカメなんて、何十年も小学3年生だもんな。
しんちゃんなんて、何十年も5歳児だもんな。
2つ目は、簡単にいうと、だいぶリアル、ということ。
日本経済低成長期とか、バブル経済、とか描写がリアル。
島耕作の会社初芝は、
パナソニックがモデルで、
経営行動も同じ。
取引先やライバル会社も、
実在の会社がモデルで、
ソラー:ソニー
東立:東芝と日立
ソムサン:サムスン
電報堂:博報堂
博通:電通
(左が作中の会社:右がモデルの会社)
という具合。
社長編がどうやら島耕作シリーズの最終章らしい。
最終回楽しみだなぁ。
就職したがらない若者たちよ!
サラリーマンも捨てたないじゃないぞ!