アウトレイジビヨンド観た。前作との比較(ネタバレ少なめ)
大好きな北野武監督の最新作、前作アウトレイジの続編です。
「ビヨンド」って言ってるから続編っぽくないけど、
前作観てないと意味不明な点が多いと思うので注意してください。
やっぱり、というべきか、前作ほどのインパクトは無く、
迫力にも欠けるけど、北野映画らしくまとまっています。
良くも悪くも、映画の「2っぽい」です。
いいね!
・前作の流れを良い感じで汲んでいた。スマート。
・前作に引き続き、今回も音楽は鈴木慶一。良い。
・音楽は、前作のほうがかっこ良かった。
・西田敏行かっこいい
・相変わらず車のシーン上手い
・石原の殺し方面白い
・思わず笑っちゃうシーンは健在
・木村の側近ふたり、キッズリターン思い出す
・前作には無い、木村と大友のヤクザの絆が良い
・前作よりグロシーン少なめ
・小日向さんの見どころ多くてうれしい
・ラスト気持ちいい
きょとん
・オープニングがしょぼい(前作かっこよかっただけに)
・石原の役はやはり不自然(そこが古参の反感買っていいのだけども)
・前作の石橋蓮司のようなVシネ役者がいなくて物足りなかった
・前作に比べて斬新な殺害シーンが少ない
・花菱会のヤクザ達のキャラクターの描き方が薄い
・韓国のフィクサー、ストーリーとあんまり関係ない。あの役いる?
・高橋克典が脇役すぎて逆に微妙
・中尾彬もって出番多くてもよかったのに
・怒鳴り合いのシーン期待してたのに前作よりかなり減ってた
・ラスト、少し消化不良(続編へのつながりか?)
見どころ
北野映画の中では決して上位に入る作品ではないし、
前作アウトレイジは上回ってない感はあるものの、
エンターテイメント作品としては充分楽しませてもらいました。
オススメです。
公式サイト
熾烈な下克上抗争から5年。先代亡きあと加藤(三浦友和)が会長となり、関東の頂点を極めた暴力団「山王会」は、ついに政治の世界にまで手を伸ばし始めた。だが巨大ヤクザ組織の壊滅を企てる警察組織は、山王会の過剰な勢力拡大に業を煮やし、関西の雄である「花菱会」に目を付ける。表向きは友好関係を保っている東西の巨大暴力団の対立を目論み、刑事の片岡(小日向文世)は裏で策略を仕掛けていく。そんな中、獄中で死んだと思われていた元山王会配下大友組の組長・大友(ビートたけし)が出所する。明らかに何かを企み、彼を出迎える片岡。大友はヤクザに戻る気はなかったが、かつて大友の子分だった山王会若頭・石原(加瀬亮)は大友を消そうとする。さらに、警察が仕掛ける巨大な陰謀と抗争の足音が着々と大友に近づいてくるのだった……。