映画アバター観た。
映画アバターについてみんな褒めすぎなので、
どんなもんじゃい、と思って観てきました。
行ったのは川崎のIMAX。
初めてIMAXで観たけどすごいよIMAX。映画館もここまできたか、ってかんじ。
公式サイトにも書いてある通り、まさに「ファーストクラスの映像体験」。
料金も2,200円と割高なんだけど、こんだけ金かけてりゃ2,200円くらい取りたいよな、
って思いました。
3Dは、やっぱりすごい。
ディズニーランドのアトラクションに3時間乗ってるみたい。
もはや映画じゃなくてアトラクション。
だけどディズニーのそれみたいに、飛び出すとかじゃなくて、
遠近感をリアルに表現しているというかんじ。
ストーリーは、周りのひとも言ってますが、かなりベタ。
ベタだけど、盛りだくさん。
糸井重里さんも、ほぼ日でこんな風に言ってました。
3D元年の記念碑的作品という言い方もあるけれど、
その内容は、これまでの映画の集大成的なものでした。
西部劇、戦争映画、スパイ映画、SF映画、恋愛映画、
パニック映画、怪獣映画、ジブリ‥‥もっともっと。
ラーメンで言えば、もう「ぜんぶ盛り」ってやつ。
だけど、ただのサービスでぜんぶ盛ってるわけじゃない。
先人たちへの敬意を込めつつ、裏返したりひねったり、
もっと大型にしたり、とにかくなにかしらやらかしてる。
さすが糸井さん、
ラーメンで言えば「ぜんぶ盛り」だなんて、言い得て妙!
僕は正直、ベタなストーリー大嫌いなのですが、
映像美のおかげで、あまり気にならなかったです。
でもやっぱ、上映時間3時間弱は長い。
個人的に映画は90〜100分くらいがベストだと思ってるので、
IMAXだから良かったけど、DVDとかで観たら結構きついだろうなぁ、
って思ってしまいました。
まぁでも、今歴代興行収入2位らしいので、
そういう意味でも、とりあえず、観とくべきでしょう。
僕は、最高興行収入映画の一覧観る限りじゃ、
興行収入と面白さは比例しないと思っている方なので、
それらの映画が好きじゃないひとには、アバターも
「映像はすごいけど、ふーん」っていう映画じゃないですかね。
そういう意味では、やっぱり、
僕には少ない予算で、我武者羅に撮ったミニシアター系の方が向いてるなぁ、
って改めて思いました。
個人的に2009年観た映画で一番良かったのは、
宮沢りえ主演のゼラチンシルバーLOVEです。
まぁでもとにかく、
「映画、今後3Dでチカラいれてく?どうする?的作品」のアバターが
ここまで成功しているので、今後こういう3D映画は増えていきますよね、きっと。
個人的には、ジブリ作品をPIXARと共同製作して3Dで!とか観てみたい。
ハウルの動く城を3Dでリメイク!とかめちゃ観たい。ムリかな。