北野武最新作「アウトレイジ」ひさしぶりのヤクザ映画!
登場人物全てが極悪非道! 北野武監督の最新作『アウトレイジ』
って記事より。
同作品は、ヤクザの世界で男達が生き残りを賭けて裏切りや駆け引きなど激しい権力闘争を繰り広げる様を描いたもので、北野監督の『BROTHER』(2001)、『座頭市』(2003)以来の本格的なバイオレンス・エンタテインメント大作。登場人物は全てが悪(ワル)という異色の作品で、直訳すると「極悪非道」という意味となる「アウトレイジ(OUTRAGE)」は、まさに本作に相応しいタイトルとなっている。
BROTHER以来のヤクザ映画きたー!
原点回帰ですね。かなり期待できそう。
最近の北野映画は、「TAKESHIS’」、「監督・ばんざい!」で
方向性を失って、画家の夫婦愛もの「アキレスと亀」で
北野監督らしさがでてきた、っていう印象。
ちなみにこの三作は、芸術家三部作。
三部作を撮り終えて、次の作品でどっち系で攻めてくるか、結構気になってました。
ここで、ヤクザ映画でくるとは。かなり楽しみです。
北野映画といえば、ヤクザ映画は外せません。
初監督映画の「その男、凶暴につき」をはじめ、
「ソナチネ」、「HANA-BI」、「BROTHER」など、
名作が多いんです。
あ、それと、新作「アウトレイジ」で興味深いのは、俳優陣。
椎名桔平、杉本哲太、石橋蓮司、小日向文世、塚本高史、中野英雄などが出るらしく、
今までの北野映画に出たことのない俳優ばっかり。新鮮。
でもねー、寺島進が出演しないなんて!
ヤクザものの北野映画で寺島進が出ないのは、なんかしっくりこないなぁ。
この斬新な思い切ったキャスティングが、吉とでるか、凶とでるか。
2010年の公開予定だそうです。
公開初日に観に行くぞ!たぶん。
せっかくなので、北野作品お気に入りベスト10紹介します。
1.その男、凶暴につき
2.キッズ・リターン
3.ソナチネ
4.あの夏、いちばん静かな海。
5.アキレスと亀
6.Dolls
7.HANA-BI
8.BROTHER
9.座頭市
10.菊次郎の夏